生徒 |
|
へき開実験の方法の説明を聞き、グループごとでためしてみる。 |
|
|
|
|
|
|
|
ごつごつした岩塩のくぼみに釘をあてます。
.釘を、しっかり押さえます。
.岩塩と台が離れていないことを確認します。
|
|
|
|
|
|
ゆっくりと、ハンマーでたたきます。このとき、だんだんと力を加えていくようにしましょう。
. |
|
|
|
|
|
やがて、ぱかっと2つに割れるでしょう。 |
|
|
|
|
|
へき開面は、まるでガラスのようにつるつるです。 |
|
|
|
|
|
割れた面に垂直になるように同じような操作をくりかえしていくと、透き通った立方体ができあがります。 |
|
|
|
|
|
|
立方体になった岩塩です。 鉱物は割れ方のよって名前が分かるくらい特徴があります。
この割れ方のことを、鉱物用語でへき開といいます。
へき開は大まかに綺麗に割れる順に、完全へき開、明瞭へき開、不明瞭へき開、へき開なしに分類されます。岩塩は完全へき開する性質があります。 |
|
|
|
3.へき開という現象を導入に化合物というものを理解させる。 |
|
|
|
|
|
|
|
これが塩の分子模型です。塩はナトリウムと塩素のイオン結合体であり、+イオンと-イオンが結びついてできている物質を化合物といいます
。水色がNa 黄緑色がClです。
岩塩は、Na+(ナトリウム)とCl-(塩素)が規則正しく並んでできた鉱物です。 |
|
|
|
|
|
上の岩塩に衝撃を加えるとパキンと割れます。
岩塩のようにイオン結晶しているものは一つ原子がずれただけで+イオンと+イオンが出くわして一気に離れてしまうので、きれいに割れる(完全へき開する)のです。 |
|
|
|
|
|
上の岩塩模型の左側にさらに衝撃を加えへき開した状態です。
このようにして、できたのが岩塩の透明な美しい立方体です。 |
|
|
4.塩は水中でイオンになっていてイオンは電荷をもっているため水に溶けやすい ことを理解させる。 |
|
|
|
先生 |
|
岩塩は食塩などと違って結晶が大きいので、紐につるして水に入れると溶けていく様子が肉眼でよくわかります。水は比較的、よく物を溶かします。水に溶けるものは、イオン性物質または、極性のある非イオン物質にかぎられます。油などの極性のない非イオン物質は水に溶けません。 |
|
|
|
生徒 |
|
|
|
岩塩を紐でつるし、水の中に入れ、解けていく様子を観察させる。 |
|
|
|
|
先生 |
|
水に溶けるとは
・粒がみえなくなる。
・時間が経っても下にたまらない。(沈殿しない)
・均一に混ざっている
3つの条件をみたしていることをいいます。
岩塩は、水中でイオンになっていて、イオンは電荷をもっているので、水に良く溶けます。 |
|
|
5.水に溶けた物質は再結晶化することがわかる。 |
|
先生 |
|
|
|
ここに試験管の中に、ホウ酸が溶かしてあります。だんだん温度をさげていくと、またホウ酸がもどります。
これを再結晶といいます。 |
|
|
|
|
|
先生 |
|
塩は 溶解度曲線の勾配がなだらかで分かりにくいのですが、ゆっくりあたためると塩ができます。岩塩は、長い間かかってできあがった鉱物なので、再結晶すると普通の塩のような形になります。
水に溶けたイオン物質は、温度をさげたり、ゆっくりと温めて水分を蒸発させると、再結晶してもとの物質にもどります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
生徒 |
|
岩塩をお湯に溶かして飽和状態になった食塩水をゆっくりとさまして、再結晶させる。
味覚から塩が再結晶したことを確かめる。 |
|
|