1. 岩塩のへき開の性質を利用して直方体の結晶をつくる。
ノギスを使って3辺を測定する。 秤で重さを測定する。
イオン半径をもとに作成した岩塩結晶中のNaCl粒子数を求めてみましょう。 イオン半径 Na + = 1.16 ×10の-8乗 cm Cl - = 1.67 ×10の-8乗 cm
3辺の長さをそれぞれ,x mm,y mm,z mmとすると,その体積はxyz 立方mmですね。 すなわち,xyz ×10の-3乗立方cmです。質量をw gとしましょう。塩化ナトリウムの単位格子の1辺の長さは,Na+の直径とCl−の直径の和になります。したがって,それぞれのイオン半径の和を2倍すればいいですね。 塩化ナトリウムの単位格子の体積={(1.16×10の-8乗+1.67×10の-8乗)×2}3=1.81×10の-22乗〔立方cm〕となります。
5.モル体積